あなたのモバイルバッテリーは大丈夫?

消費者庁は、12月19日にスマートフォンなどの予備電源として、使用されているモバイルバッテリーの発火事故等について「あなたのモバイルバッテリーは大丈夫?」と題して注意喚起を行った。
 
モバイルバッテリーは近年、外出時のスマートフォンなどの予備電源として身近なものとなった一方で、取扱いを誤るとやけどを負ったり、火災などで自身だけでなく周囲にも被害を与えたりするおそれがあり、今回の注意喚起は、安全に使用するため、事故事例や注意すべき点について説明している。
 
モバイルバッテリーの発熱・発火などの事故事例は、様々な状況で発生しており、事故情報データバンク(消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携し、「事故情報」、「危険情報」を収集したデータ収集・提供システム)には、令和3年4月1日から令和7年9月30日までに以下のような事故情報が約700件登録されている。
・ モバイルバッテリーをかばんに入れてスマートフォンを充電中に発火した
・ モバイルバッテリーを自動車内に置いておいたところ発火した
・ モバイルバッテリーに他社製の充電器及びUSBケーブルを接続して充電中に発火した
・ モバイルバッテリー充電していたら1時間後にシューと音がした後、膨らんだ
・ モバイルバッテリーを使用中に本体が発熱、発煙し寝具が焦げた
 
消費者庁では、このような事故が発生しないよう、製品の使用に当たっては、発熱・発火などの事故が発生する危険性を常に意識するとともに、日頃から以下のような点に気を付けて使用するよう注意を促している。
・ 強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう
・ 炎天下の車内、かばんの中など高温になる場所では使用・保管しないようにしましょう
・ 充電は、安全な場所で、なるべく起きている時に行いましょう
・ 熱くなっている、膨らんでいるなど異常を感じたら使用を中止しましょう
・ 発火した時はまず、安全を確保し、できれば大量の水で消火しましょう
・ 製品情報、PSEマーク(電気用品安全法に基づき、国内で販売されている電気製品が安全基準を満たしていることを示すマーク)、リコール情報を確認しましょう
・ 公共交通機関では、持ち込みルールを守りましょう
 
また、ゴミ処理施設やゴミ収集車での火災も頻発していることから、モバイルバッテリーを廃棄する時は、安易に他のゴミに混ぜて捨てるようなことはせず、以下のような点にも気を付けるよう注意を促している。
・ リサイクル可能であれば、販売店や自治体に持ち込み、リサイクルしましょう
・ 廃棄する場合は、自治体のルールに従って廃棄しましょう
・ 廃棄する前にはなるべく電池を使い切りましょう
 
(参考)あなたのモバイルバッテリーは大丈夫?

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20251219/