2026-03-09
日本証券業協会は2月18日、「新NISA開始後の利用動向に関する調査(調査結果概要)」を公表した。
この調査は、2025年に新NISAで金融商品を購入した7,926人を対象として、インターネットにより実施されたものである。
利用者の年収については、「年収300万円未満」の者の割合が39.3%と最も高く、「300万円~500万円未満」の者の割合が26.5%と続いており、高年収帯に限らず、幅広い年収帯で新NISAが利用されている。
購入金額について、つみたて投資枠では「5万円未満」が18.3%、成長投資枠では「10万円未満」が20.8%で最も高く、平均購入金額について、つみたて投資枠は45.5万円、成長投資枠は94.2万円となっている。
購入資金については、「預金」が45.9%と最も高く、続いて「給与所得」が44.2%となっており、保有銘柄の売却等による資金よりも、新しい資金が新NISAに流入していると考えられる。
購入銘柄のタイプについて、つみたて投資枠では、「投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)に投資している」が34.2%、成長投資枠では、「日本国内株式」が48.2%となっている。
損益について、つみたて投資枠では、2025年中の実現損益がマイナスの者は2.8%、2025年末の含み損益がマイナスの者は1.6%、成長投資枠では、2025年中の実現損益がマイナスの者は4.7%、2025年末の含み損益がマイナスの者は4.0%となっている。
こどもNISAの推奨については、つみたて投資枠における対象年齢の見直し(18歳未満も利用可能)が実施された場合、子どもや孫はいない者を除き、子どもや孫にNISA口座の開設を「勧めたい」者は43.0%、年代別でみると、子どもや孫にNISA口座の開設を「勧めたい」者の割合は40代以下では5割以上となっている。
金融経済教育を受けた経験について、経験ありの者は22.7%であり、「20代以下」では37.2%となっている。
新NISAの評価について、満足度は、「とても高い」、「やや高い」の合計が66.6%、職場等で話題に出る頻度は、「とても高い」、「やや高い」の合計が25.7%、周囲の人に勧めるような話をした頻度は、「とても高い」、「やや高い」の合計が24.2%となっている。
(参考)「新NISA開始後の利用動向に関する調査」
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/shin-nisa-chousa/index.html

