2025-09-04
経済産業省は8月18日「健康経営銘柄2026」及び「健康経営優良法人2026」の申請受付を開始した。
健康経営優良法人の認定について、同省では健康長寿社会の実現に向けた取組の1つとして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する「健康経営」を推進しており、健康経営優良法人は、この健康経営を実践している企業等が社会的に評価される環境を整備することを目的に、2016年度から企業規模別に「大規模法人部門」と「中小規模法人部門」の2部門において、各調査回答に基づき日本健康会議(※)が認定している。
「大規模法人部門」は、令和7年度健康経営度調査の回答に基づき、要件の達成状況を判定し、上位500位までの法人は、「ホワイト500」として認定される。「中小規模法人部門」では、健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)認定申請書の内容に基づき、要件の達成状況を判定し、上位500社までの法人は「ブライト500」、上位501から1500位までの法人は「ネクストブライト1000」として認定される。
なお、健康経営度調査の実施については、法人の健康経営の取組状況と経年での変化を分析するとともに、「健康経営銘柄」の選定及び「健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定にあたっての基礎情報を得るために2014年度から実施されている調査であり、認定の前提となる同調査への回答法人数も年々増加し(昨年度は3,869法人)、特に日経平均株価を構成する225銘柄の8割を超える企業が回答するなど、各業界のリーディングカンパニーの多くが経営戦略の一つとして健康経営に取り組んでいる。
健康経営銘柄については、同省及び東京証券取引所が共同で、特に優れた健康経営を実践している上場企業を「健康経営銘柄」に選定し、投資家にとって魅力ある企業として紹介するもので、令和7年度健康経営度調査の回答等に基づき評価が行われる。
(※) 日本健康会議 https://kenkokaigi.jp/about/
(参考)「健康経営銘柄2026」及び「健康経営優良法人2026」の申請受付を開始しました。
https://www.meti.go.jp/press/2025/08/20250818001/20250818001.html