2026-10-20
国税庁は、税務相談チャットボットを利用した年末調整(令和8年分)に関する相談を10月5日から開始したことを公表した。
チャットボットとは「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、質問したい内容をメニューから選択するか、自由に文字を入力すると、AI(人工知能)を活用して自動で回答を表示するウェブサービスである。
国税庁の税務相談チャットボットは、AIキャラクターである税務職員「ふたば」が相談に対して自動で回答する仕組みになっており、24時間利用可能(メンテナンス時間を除く)となっている。
利用者は、画面に表示されるメニューから質問を入力する方法のほか、知りたいことを文章やキーワードで入力する方法によって相談することができることになっており、パソコンやスマートフォン、タブレットからも利用することができる。
年末調整(令和8年分)に関する相談としては、年末調整の概要や必要書類などの基本的な事項ほか、従業員の方が年末調整の各種申告書を作成する際に問合せがよくある次の事項に対応している。
・年末調整の各種申告書の内容、書き方、添付する書類に関すること
・年末調整で適用される控除に関すること
・税制改正に関すること
・マイナポータル連携などによる年末調整の手続の電子化に関する質問
・転職をした場合や育児休業を取得した場合など、その方の状況に応じて行う年末調整の手続に関すること
・年末調整のながれ(年税額の計算)や過不足額の精算に関する質問
チャットボットを利用する上での注意点としては、AIを活用したシステムによる自動応答のため、質問の意図をAIが認識できない場合があり、その時は表現を変えて再度入力する、または、短い言葉による質問とするなどの工夫が必要になる。
また、チャットボットは原則、相談が多い事項に対応することになっており、すべての質問に対応しているわけではないことから、チャットボットで解決できない場合は、国税庁ホームページのタックスアンサー、電話相談センターなど、ほかの相談手段を利用する必要がある。
今回の相談開始は、令和8年分の年末調整に向けて、納税者が必要な情報を簡単かつ迅速に得られるようにする取組であり、手続きの確認や疑問点の解消に役立つ身近な情報提供ツールとして提供されている。
なお、チャットボットによる年末調整の相談は、令和9年1月31日までとなっている。
(参考)その疑問、チャットボットに相談しませんか(チラシ)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/chatbot/pdf/0020011-029.pdf
(参考)チャットボット(ふたば)に質問する

