税務署総合窓口における受付時間及び用紙交付について

国税庁は8月3日、令和8年(2026年)10月1日から、全国全ての税務署における総合窓口の受付時間を原則、午前9時から午後3時までにすると公表した。
 
現在、国税庁では「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和8年7月21日閣議決定)を踏まえ、納税者の利便性の向上等の観点から、「あらゆる税務手続きが税務署に行かずにできる社会」を目指して、税務手続きのデジタル化を推進しており、e-Taxやキャッシュレス納付等によるオンライン手続きを提供するなど、国税に関する手続きや業務の在り方の抜本的な見直し(税務行政のDX)を進めているところである。
 
このような各種オンライン手続きの拡充に伴い、今回の措置となった。
 
今回、変更となるのは税務署の総合窓口の受付時間であり、税務署の開庁時間はこれまでどおり、月曜日から金曜日(土日祝日等を除く)の午前8時30分から午後5時となっていることから、税務署が開いている時間と総合窓口で手続きを受けられる時間が分けられることになる。
 
現在、総合窓口で取り扱っている主な業務は、
・ 確定申告書・各種申請書等の受理
・ 申告用紙・申請用紙等の交付
・ 国税の納付
・ 納税証明書の交付
であり、これらの業務の受付時間が原則、午前9時から午後3時までとなる。
 
国税庁では、受付時間外の午前8時30分から午前9時までと午後3時から午後5時までの間に税務署に来署した場合でも開庁時間内であることから必要な対応は行うとしているが、可能な限り受付時間内での来署をお願いしている。
 
なお、税務署に電話で連絡を行う場合も、急ぎの場合を除いて受付時間内での連絡をお願いしている。
 
今回の見直しは、税務行政をデジタル中心の仕組みに移行していく流れの一環といえる。
 
納税者にとっては、窓口利用の時間が短縮される点について注意が必要となるが、オンラインサービスの利用が進むことで、時間や場所に左右されず税務手続を行うことができることから、利便性は高まっていくことが期待されている。
 
(参考)令和8年10月1日からの税務署総合窓口の受付時間について

https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/madoguchi_jikan/index.htm