2026-06-04
総務省は5月19日、「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果(二人以上の世帯)」を公表した。
まず、貯蓄について、二人以上の世帯における2025年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は、2,059万円で前年に比べ75万円、3.8%の増加となり、7年連続の増加となるとともに、比較可能な2002年以降で最多となっている。このうち勤労者世帯では、1,717万円で前年に比べ138万円、8.7%の増加となっている。また、貯蓄保有世帯の中央値は、1,264万円となっている。
貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると、貯蓄現在高の平均値(2,059万円)を下回る世帯が約3分の2(66.1%)を占め、貯蓄現在高の少ない階級に偏った分布となっている。
貯蓄の種類別に貯蓄現在高の推移をみると、通貨性預貯金、有価証券などが前年に比べ増加となっている。通貨性預貯金は710万円で、前年に比べ18万円、2.6%の増加となり、17年連続の増加となっている。有価証券は、440万円で前年に比べ63万円、16.7%の増加となり、3年連続の増加となっている。
次に負債について、二人以上の世帯における2025年平均の1世帯当たり負債現在高(平均値)は、675万円で前年に比べ12万円、1.8%の増加となり、4年連続の増加となるとともに、比較可能な2002年以降で最多となっている。このうち勤労者世帯では、1,034万円で前年に比べ10万円、1.0%の増加となっている。また、負債保有世帯の中央値は、1,511万円となっている。
負債保有世帯の割合は、約4割(37.5%)となっており、負債保有世帯では、負債現在高の平均値(1,802万円)を下回る世帯が約6割(56.0%)を占めている。
負債の種類別に負債現在高をみると、負債現在高の約9割(91.9%)を占める住宅・土地のための負債は、620万円で前年に比べ8万円、1.3%の増加となっている。
続いて、世帯主の年齢階級別に純貯蓄額(貯蓄現在高-負債現在高)をみると、50歳以上の各年齢階級では貯蓄現在高が負債現在高を上回っており、貯蓄超過となっている。このうち、60~69歳の世帯の純貯蓄額は2,609万円と最も多くなっている。一方、50歳未満の各年齢階級では、負債現在高が貯蓄現在高を上回っており、負債超過となっている。
なお、負債保有世帯の割合は40~49歳の世帯が67.0%と最も高く、40歳以上の各年齢階級では年齢階級が高くなるに従って低くなっている。
(参考)「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果(二人以上の世帯)」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei07_01000286.html

