eL-QRを活用した地方税以外の公金収納の開始

地方税ポータルシステム(eLTAX)は、6月29日「eL-QRを活用した地方税以外の公金収納の開始について」を公表した。
 
eLTAXのシステム更改に伴い、令和8年9月24日から、地方税以外の地方公金についても地方税統一QRコード(eL-QR(エル・キューアール))が記載された納付書によりキャッシュレス納付が開始されることになる。
 
総務省では、各都道府県担当者宛に留意事項についての通知文を発出しており、eL-QRを活用した公金収納のデジタル化で実現することやeL-QRを活用した公金納付の対象について説明が行われている。(※1)
 
総務省によれば、eL-QRを活用した公金収納のデジタル化を行うことで、保険料や水道料金など自治体の公金収納のために推計で年間4億件近い納付書が作成され、その多くが紙・対面での支払いが行われている現状事務の省力化が可能になり、自治体ごとに利用できる決済サービス等が不揃いでわかりづらいことや自治体が指定する金融機関でしか支払いできないこと等が解消され、eL-QR導入後は47事業者・29アプリで支払が可能になり(令和8年1月31日時点)、全国の金融機関で支払が可能になるとされている。
 
また、eL-QRを活用した公金納付の対象は、下記とされている。
ア.いずれの団体も相当量の取扱件数がある公金
(国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料)
イ.その性質上、当該地方公共団体の区域外にも納付者が広く所在する、公物の占有に伴う使用料としての性質を有する公金
(道路占用料、行政財産目的外使用許可使用料、港湾法上の占用料等、河川法上の流水占用料等など)
ウ.普通会計に属する全ての公金(歳入歳出外現金のうち、普通会計と同一の口座において受け入れられる公金を含む。)並びに公営事業会計に属する公金のうち水道料金および下水道使用料
※ 上記ア~ウの公金と同一の口座で受け入れる公金についても、対象とすることが可能。
 
地方団体(都道府県・市区町村)から届いた納付書に印刷されたeL-QRの読み取り、またはeL番号入力により、スマホやパソコンで地方税を含む地方公金の納付について説明・納付を行うことができるサイトとして「地方税お支払いサイト」(令和8年9月24日に「地方税お支払サイト」から「eLお支払サイト」へ名称変更予定)が用意されているため、利用する際には確認しておくとよい。(※2)
 
 
(参考)eL-QRを活用した地方税以外の公金収納の開始について

https://www.eltax.lta.go.jp/news/15865