2026-02-13
国税庁は、このほど確定申告期の電話相談について、AIを活用した音声自動応答システムによる電話相談を試行的に運用開始したと同庁のホームページで公表した。
確定申告電話相談ボイスボットとは、確定申告に関する問い合わせに対応するため、音声認識や人工知能(AI)技術を活用して自動で応答を行う電話相談システムである。
これまで職員が対面もしくは電話で対応していた確定申告の基本的な相談について、ボイスボットが代わりに案内することで、利用者の利便性向上と業務の効率化を目指している。
このボイスボットは、利用者が電話で質問を行うと、その音声を認識し、あらかじめ用意された回答の音声データ等に基づいて、音声による回答を行う仕組みとなっている。
大きな特徴は、問い合わせが集中する確定申告期間において、比較的短い待ち時間で案内を受けられる点にある。職員等による対応は、混雑時に待ち時間が長くなることがあるが、ボイスボットを利用することで、多くの利用者が同時に必要な情報を得ることが可能となる。
また、同じ内容の質問に対して常に一定の品質で回答できる点も利点となる。
一方で、ボイスボットはすべての相談に対応している訳ではなく、個別の事情が関係する複雑な相談や、判断を要する内容については、自動応答では十分な案内はできないことから、確定申告電話相談センター等へのかけ直しを案内している。
ボイスボットでは、確定申告の基本的な次の問い合わせに対応している。
・確定申告会場の場所や開設期間、オンライン事前予約など申告相談に関すること
・確定申告の手続きに関すること
・確定申告に必要な書類に関すること
・所得税の各種所得に関すること
・所得税の各種控除に関すること
・個人の方の消費税の確定申告に関すること
・e-Taxや確定申告書等作成コーナーに関すること
・納税や還付手続きに関すること
このボイスボットは、利用者が基本的な疑問を手軽に解消できる窓口として重要な役割を果たすと考えられており、技術等の進歩により、より分かりやすく、使いやすい相談手段としての活用が期待されている。
なお、回答精度の向上や機能改善を目的として相談内容の音声は録音している。
問い合わせ先・利用時間等については次のとおりである。
(全国共通の案内)
・問い合わせ先:0570-00-5901(ナビダイヤル)又は税務署代表電話番号
・利用可能期間:令和8年1月5日(月)~3月16日(月)
・利用可能時間:平日 17:00~8:30(確定申告電話相談センター受付時間以外の時間)
休日 24時間(但し、3月1日(日)8:30~17:00は利用不可)
(大阪国税局管内の納税者向けの案内)
・問い合わせ先:0120-633-860(フリーダイヤル)
・利用可能期間:令和8年1月5日(月)~3月16日(月)
・利用可能時間:平日 8:30~17:00(休日は利用不可)
(参考)確定申告電話相談・受付時間外用ボイスボット(国税庁HP)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/voicebot/index.htm
(参考)確定申告相談ボイスボット(自動応答システム)(大阪国税局HP)
https://www.nta.go.jp/about/organization/osaka/topics/kakutei_shinkoku/voicebot/index.htm

